もぐさの煙

昔はお灸の煙で壁が茶色く変色している鍼灸院も普通だったそうですが
今では煙をもくもく出しているところは減りつつあるのではないでしょうか。
うちは大量の煙が出る割には二箇所に設置している換気扇と24時間回しっぱなしのフィルター式の空気清浄機のお陰で
木造住宅のわりにはそれほど部屋にもぐさ臭が染み込んでいない方ではないかと思います。
お灸の香りは癒されますけどね。
とはいえ残り香の問題ではなく
箱灸・棒灸の施術中は私が一方的に煙を浴びることが多いので
(煙は上に上がってくるので寝ているお客様が直接燻される感じにはなりません)
自分の健康という観点から客観的に見るとどうなんだろう
と思うことがありました。

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お灸の煙の安全性の評価

という論文が。
もぐさの煙の被曝群と非被曝群で肺機能障害に有意な差はなかった、ということなので
どうやら心配しなくていいようです。

面白いので捨てる前についチェックしてしまう、マスクの汚れ具合。
はっきり茶色くなっていて、
普通の不織布マスクよりもフィルター効果がくっきりですね。
(左が使用後、右が使用前のマスクです)

そろそろこのゴツい医療用マスクは在庫がなくなったので
普通の不織布マスク着用します。
ここまでしなくていいかとは思いつつ
意外と見た目が好きだった…(でも高いからもう買わない)

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。