薬に頼らない新時代の医学

「菌ちゃんげんきっこ」について
何人かのお客様にオススメしたことがありますが
今月また吉田先生のインタビューが載った本が出ました。

薬に頼らない新時代の医学 [ 今井 一彰 ]

登場される方は医師中心ですが
内容がタイトルの通りで、病院で受けられるような医療を
勧めず、自分でできる方法中心を提唱しているのが大変に興味深いです。
鍼灸に来る方は睡眠中に歯を食いしばっている方が多いのですが、
逆に口呼吸している方も多い気がしてきました。
あいうべ体操、腹八分目の食事、
肯定的な言葉を使う、
など、今すぐできることがたくさん紹介されていておすすめの健康本です。
山口康三先生の糖尿病の網膜症を食養生と運動で治す、
というのは深く頷きました。
糖尿病の人で、透析直前の状態で合気道を始められて、
毎朝欠かさず稽古に来続けた結果、それだけで
かなり状態が改善した方を間近で見ているので
あれは奇跡ではなくちゃんと改善した理由があるんだなあと。
ちなみに私は山口創先生の「1秒間に5センチ位の速さで肌に触れている時が最も気持ちよさを感じる」と言う記述を別のところで読んで以来、ローラー温灸を滑らせる速度をそのぐらいにするように心がけています。
ついつい速くなってしまうんですけどね。
「マッサージは、される人よりしてあげる人の方がより多くオキシトシンが出る」というのも日々の励みになります。

治療室に置いておきますので興味のある方は手に取ってみてください。
祐天寺 きよら鍼灸院
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この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。