タテタカコさんのライブへ

タテタカコさんのライブに行ってきました。
この夏、取り憑かれたように突然好きになって
ほぼ毎日聴いてました。(治療室のBGMは除く。)
昭和の童謡歌手を彷彿とさせるような歌い方と声、
優しかったりコミカルだったり、突き放すようだったりする独特の歌詞、
自分でピアノを弾きながら歌うスタイル、
全部が好きで、
「絶対にライブに行こう」と思ったのは
8年前に行ったサム・リー来日公演以来。(また日本に来てくれないかなあ)
人生初の小さなライブハウス体験にちょっと緊張。


中央あたりの椅子に座ったら、
前の人の頭が綺麗に被ってしまってピアノを弾くタテさんのお姿は近いはずなのに全く見えず。
でもCDとは段違いの迫力の歌声と生の演奏、
本物のタテさんだあ、と目を閉じてウルウルしてしまった・・・
で、タテさんは見えなかったけど
最初に出てきた「ふちがみとふなと」さんという、
初めて聞くお名前の歌とコントラバスのデュオがまた、素晴らしいライブでした。
ちょうどふちがみさんがはっきり見える真正面の席でしたが
2曲目か3曲目くらいでいきなり
「南京包丁」(かぼちゃを切ろうとして包丁が止まった、という歌)を直立不動で出してきて、可笑し過ぎ。
ふちがみさんの心の師匠だというタンザニアの路上のみかん売りの歌「バブの店さき」という曲では、
歌の合間になぜか自転車のベルとか、おもちゃっぽい笛とか鈴とか、
微塵もアフリカの楽器じゃないものを鳴らしているのに
行ったこともないはずの、アフリカの露天の風景が浮かんできて
この曲凄い!と心を鷲掴みにされました。
ふなとさんは、ふちがみさんの隣で、
穏やかな笑顔でコントラバスを弾いたり叩いたり弾いたり、
自分の身体のようにコントロールしていて
こんなに終始にこやかに演奏する人を初めて見たかも。
CDも買ったけど、このお二人の曲は絶対ライブがいい。

帰宅する電車の中で再び、
行って良かったと今日の出来事を反芻しながら
毎日こういうライブに行く人には薬も鍼灸も要らないだろうな
と心から思った晩でした。

お願いして一緒に写真撮ってもらって、嬉しすぎてちょっと涙目。

 

お客様で筋金入りの「ジャニヲタ」の方がいて
「行ってみたら神席だったライブの話」とか
「先週のドラマでいちばん萌えたシーンの話」とかを
施術中にみっちり聞かされており、常々とっても羨ましかったのですが
本日は年下刈り上げ女子(タテさんの容姿も好き)に
めちゃくちゃドキドキできて大満足。
アイドルには興味なし。
私の推し活はこんなところに。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。