施術をしていると、相手から悪いものを「もらって」しまって自分も具合が悪くなりませんか、
と聞かれることがたまにあります。
即「私はないです」
と答えていましたが、数ヶ月前、鍼灸師の(猪飼先生主催の)オープンチャット内で
「ヒーラーや祈祷治療家はなぜ病気になったり早死にしやすいのか」が話題になりました。
私が大好きだった石原先生もお灸界のホープの福島先生も
長生きせずに亡くなってしまいましたしね。
そこで猪飼先生が
「患者の邪気に感応するような治療をしている人は
本当に効く治療ができますが、そのために自分の精氣をすり減らしてしまいます」
と解説し、続けてそれに対してどのように対策や予防をしているか、
の例が他の人からも次々と挙げられていきました。
金のネックレスやブレスレットを身につける、水晶の数珠が良い、
神社に行く、巡礼に行く、自然に触れる、
こまめな手洗いなどの清潔動作、アーシング等。
うーん、「もらった」と思うことはほぼないので
邪気に感応できていないということか、本当に効く治療は一生できないってことか・・・
と若干もやっとしていましたが。
なんのことはない。
先日、佐久を一人で散歩中
なんて綺麗なんだろう、とのどかな風景に感動しながら
あ、今私 邪気払いしてる・・・と、ふと感じました。
、
スノーボード然り、旅行然り、合気道合宿然り。
これは実は、ただ遊んでいるのではなく(?)、邪気を抜くために必要な行為なんですね。
ちょっと人より仕事の息抜きが多いかな、と思っていたのですが
それで気がチャージされてるから
元気なんだな、と実感しました。