ショーン・タンの今年出た絵本。
ロスト・シング (2012/06/23) ショーン タン |
内容的にはやっぱり「アライバル」の方が秀逸だと思われ、
比べてしまうと、ああ、こういう話はよくあるよね、と思ってしまうんだけど
そんな風に思ってしまうこと自体、すでに私の中にlost thingがある、ということかなあと。
「遠い町から来た話」と地続きで
眺めていると周囲の音がふっと消えて
知らない町に立っているような気持ちになる瞬間はこの絵本の中にも。
遠い町から来た話 (2011/10/14) ショーン タン |
「遠い町から来た話」は
この中の「名前のない祝日」と「備えあれば」、
そして「エリック」が特に好き。
そういえばね、いつか自分の家に
エリックみたいな留学生を迎えるのが夢なんです。